ブランドビル

商品を売るのではなく、商品を使った生活提案を販売する方向に変わっていますね。

カフェにギャラリー…変わる銀座のブランド旗艦店

■「生活提案」で市場を開拓

 ここ数年、東京・銀座で相次ぎ旗艦店をオープンする海外高級ブランドが店内でカフェやスパ、アートギャラリーを設けるなど、主力のファッション商品以外の事業を展開するケースが増えている。

日本の高級ブランド市場が頭打ちといわれるなかで、“ブランドビル”が登場してきた背景には何があるのか。


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 ■リスク分散の目的も

 昨年10月にリニューアルオープンした仏エルメスの旗艦店「銀座メゾンエルメス」(地上10階)はアートギャラリー「フォーラム」やフィルムを上映する「ル・ステュディオ」やカフェを持つ。

その目的について、エルメス広報担当者は「あくまで主役は商品。メゾン内にアートを置くのもモノづくりに必要な力を生み出すため。フィルム上映もエルメスの年間テーマに関連している。ビジネスというより『エルメスのモノづくり』の背景でしかない」と商業目的とは別の位置づけをする。

 エコノミストの永浜さんは「ファッション以外に事業拡大することでこれまでなかった市場を開拓する意味もある。事業展開を広げることでリスク分散にもなるのでは」とみる。

 成熟した日本の高級ブランド市場に新風を吹き込むと同時に、変わらぬ老舗の文化継承を担うことができるのか。銀座に生まれた高級ブランドの新しい業態の今後が注目される。(滝川麻衣子)


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| hermes

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